築古不動産賃貸業はじめました!

不動産賃貸業の軌跡を綴っていきます。

軒天修理でトラブルの予感。。。

前々から気になっていた軒天の破れ。(ー ー;)耐震工事の中で屋根の葺き替えをするかどうか。。するならそこで合わせて修繕してもらった方がコストメリットがあるので我慢していた。

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その間は、小獣や蜂の巣が出来ないか、戦々恐々としていた。:(;゙゚'ω゚'):

このスズメバチピークシーズンを無事にクリアして、台風14号もそこそこの猛威を震っていた。それでも雨漏りや大きな破損なく9月を終えられそうであるが、耐震工事の中で屋根を葺き替えないことが決まったので、待ち損でもあるが修繕をしたいと思う。

軒天というのは厄介なもので、2階の屋根の高さがあるから本来安全のためには足場を組む事を前提に検討をするのがベースだと思う。足場だけで10〜15万円。。が、やはりココは費用を抑えるべく。( *`ω´)

足場を組まずに梯子でスポットに軒天の修繕をしてくれるところを探した。

「かめきち」さんのご紹介の中では、ジモティを使う手法の紹介もあるにはあるのだが、ジモティにはトラブルも多いと聞き、今回のような作業を伴うものはリスキーだと思って選択しなかった。作業がスタートしてしまうと、ある意味家を人質に取られている状況になるので。(;´д`)

激安ボロ戸建ての現実!ジモティーで軒天井を激安修理 | ソーリムウーハーのサラリーマン不動産投資 - 楽天ブログ

そこで見積もりが一括で取得できるとの触れ込みに釣られ、「家仲間コム」を使ってみることにした。

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参考: リフォームのことなら家仲間コム

よくある比較サイトの一つだが、ここは個人情報をフルに入れずに見積依頼が出来るため、申し込んだ瞬間に問い合わせが来まくるような連絡処理には追われず費用感を知る事が出来るかなと思った。

早速見積依頼を発射!(。-∀-)

内容は「軒天、破風修理とその塗装」という形にした。

後から知ったが、造作や修理ではなく「塗装」という括りであったため、依頼先が大量になっていたらしい。_φ(・_・

速攻で幾つかの会社からサイト内で連絡があった。直接メールや電話が来るのではないのでとてもありがたい。

火災保険で直します!とかちょっと変化球なパターンもあるが、それは置いておいて、直ぐに金額を示してくれた1社と、評価が良い1社をピックアップして見積りを取ることとした。

 

一般的な修繕見積もりの手順だが、この作業で、ウラケンさんの言葉を借りるなら「心がザワつく」そんな応対にリフォーム詐欺では無いかと疑心暗鬼になった。

結果的に断った事で、これが実際に詐欺だったかは分からない。

しかし、違和感と警戒感を覚え、勉強不足だったリフォーム詐欺の手口と今回の事例を参考に今後の反省として活すべく書き残したいと思う。

 

これも後から調べた事だが、現在リフォーム詐欺は絶賛増加中。しかもあまり馴染みのない屋根関係が一般的らしい、、コロナ禍で家にいるからかな?

屋根修理の詐欺、訪問営業に注意!多発する詐欺や悪徳営業への対処法

ググって調べてみてわかったところ、リフォーム詐欺さんの収入源は主に2つ。

・超手抜き工事で暴利

・前払いさせてドロン

前者は特にタチが悪い。実際に工事が始まってみて初めて分かるかもしれないので、発注段階でよく評価する必要がある。

あまり安い時は、それなりの理由があると思って、安さの理由を理解して納得する必要がある。ちなみに公共工事では明らかに市場より安過ぎる応札があった時には、その業者を調査して実現性を評価して、安いだけでは公共工事を請負えないようになっている。橋が途中までで完成しなかったら国益に関わるので慎重に。

今回は後者の「疑い」を感じたもの。(/ _ ; )

 

希望にしていた足場を組まずに、15〜20万円という概算提示があった。更に、今度近くに現場があるので更に安く出来ます!みたいなコメントが来た。

この家仲間コムには評価制度があり、1件満足評価があると50から1個づつ増えるようになっているが、この業者はなんと家仲間に登録したばかりで、評価がなかった

しかも、サイト内で連絡先(HPや会社の登録)がなく、分かったのは個人事業主であることと、対応業務はシロアリ駆除、水回りから太陽光パネルの設置に至るまで多岐に渡っていた。

普段ならこの時点で避けるだろうけど、、何だか今回は話だけ聞いてみようと思った。電話番号を入れてくれており、電話して連絡をとった。

 

2時間後、「発注します。」という文言と共に、サインをした。

業者が帰って直ぐに、「やっちまった❗️」という感覚に苛まれる事になった。。。|||( ゚д゚)

 

私は一応慎重派なので普段はこういう見積関係で、即決することはまず無い。それが即決まで至らせてしまう、これが詐欺師の話術なのか、、、

何だかおかしいと、会話しながら薄々思っていたのにサインに至った経緯だが。

名刺交換

・外回りから屋根をみる

・軒天が◯◯枚で行けるかなぁ

・隣接の区の戸建現場を持っている

・職人が手が空いた時を使うので日程調整はお任せ

・塗装範囲、コの字型で破風、軒天一

工数は1名3日計算、材料いれて14.3万円

・予算は?12万円、じゃあ20%引いて11.5万円でいいよ。名刺がわりだ。

・しかも他社は真似できないよ?何か追加が発生しても費用はなしだ!

・今すぐ契約手付金4万円で、着手前に残金。

・手持ちがない?家に帰ればあるんじゃない?近い?

・送金は出来る?画面を見せてくれれば信用するよ。

・じゃあ今日の夜送金してね、信用するから領収書置いていくよ。

 

嵐のように去っていった。その場で金銭を要求した事があり得ない。そう思ったのに、サインをしてしまった。

とにかく心の警報が鳴ったのは名刺交換からだった。

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なんという事でしょう。自家製?の名刺。今回ポッキリのために作成されたのでしょうか。必要最低限未満の内容。メールはYahoo!フリーアドレス。。何やら一生懸命書いて頂いた見積書、擦れば消えるフリクションペンで記載されています。

・近くに現場があるから安い。

・伝えた予算通りで見積もる。

・即決、即金を求める。

これらは全てがリフォーム詐欺の常套手段。

後からそれをしっかり調べたけど、応対していた時も絶対に詐欺の手口だ!って思っていた。

けどね、逆に、、、逆に、、、こんなコテコテの手口で来なくない??(。-_-。)たかだか手付金も4万円よね?

だから、雑いけども、詐欺では無いのでは。という気もしてきた。金額的にも比較的安いけど、異常な額では無いと思っていた。

サインした時は、最悪4万円払って勉強代で終わり。ということでもネタ的にも有りなのではないか。。そんな事もよぎっていたのだ。

だけど、、、業者が帰ってから。これ絶対詐欺だ。それしか思えなかった。

ちなみに手付金が払われる事が契約の条件だったのに(この方曰く)、信用で領収書を置いていった。これは、契約の誘引に他ならない。

すぐに住所、名前、電話番号などネットで探し漁った。

住所は該当の番地以下が存在しない。。電話番号から、見積書にはなぜか修正ペンで社名を変えてあり、透けて見えるその社名(足場の専門会社らしい)が現れた。見積もり書の社名が訂正されてる理由、この社が何なのか関連は不明。。

そこから色々リフォーム詐欺について調べると疑いは益々深まる。

他にもこんな発言。

この家の外壁の金属サイディング、昔良く施工した。アルミで出来ていて、軽く非常に頑丈で、耐震性にも寄与する。当時で350万円もする施工法だったので高価である。

→デカい豪邸なんだろうと想像した。アルミだったの?へー。でも、アルミ製で耐震性は。。。

20年以上この業界にいて、最近父親から継いだ。(送金先の銀行名義はまだ父親のとのことで名前が違う)

個人事業主だけど、継ぐとかあるのか。。?

そんな長い間個人事業主工務店。。?なぜネットで出ない。。。

兎に角思い出しても怪しげな会話のオンパレード。。

これが実際に詐欺かどうか見破るには、、、

住所の場所へ行く。位しか思い付かない。けど、該当住所はないし。しかし近傍の建物名でヒットした場所。そして、そのお部屋がGoogle earthで拾えたので、こちら。

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ただのRCアパートの一室。。工務店と言っていたが、、いくら個人事業主とは言え工務店のそれではない。いってもしゃーないし。。ピンポンして本人現れて連れ込まれたらヤバい。

騙されない対応策としてウラケンさんから教わったのは、1番いいのは施工後の後払い、又はカード払い。が、しかし既に職人に包みたいから先に出してほしいと言っていた。(そういや他の現場と兼業なのに。。)

でも、後払いに応じてくれてもあの見積もり書だし。。雑に施工されて変に請求食らっても非常に厄介。特にリフォーム詐欺さんの手口の一つで、関連部位に厳しい破損が見つかったから半ば強制追加工事パターンもある。

怪しい相手は屋根に上げてはならない。というのも防衛策の鉄則らしい。何なら見えないところでこっそりと自ら壊す手口も有るらしい(゚д゚lll)

ここまま手付金を払ってしまってドロンという勉強料としても、金銭より時間ロス避けたい。来月予定の耐震工事前に済ませたいところ。

少し調べて知ったが、各施工内容ごとに金額がそこそこ(500万円とか)以上の場合は建築する会社ごと工事施工社として知事の許可を得ているらしい。

近くで戸建の現場があるならば、それは間違いなくあるはず。が、名刺に記載はない。

これを決め手に、自分の中ではこれは詐欺、もしくはブラックな業者であると認定した。(実際は分かりません。あくまで個人的主観です。)

 

あとは如何に断るか。

逆上されたり、手付けだけ払えと脅されたらどうしよう(;´д`)とか。そんな事を考えて二段階で連絡した。

①別の社が見積もりに来たいと、断れきれないので相見積もりをさせて欲しい。

まずそう連絡した。

現地で話をしていた時、このサイトの話と沢山見積もり相談が来ていることを話していたので、順当な話。もう一社を断ろうとしたけど、強引に見せて欲しいと来ていると持ちかけたのだ。

うちに値段に対抗できるはずない。

もし安かったらそこより安くできるから言ってくれ。他社が出来ることはうちにも出来る。

そのような話を比較的長めの電話で論されたが、一応和やかに契約待ってくれる事を承諾頂けた。ε-(´∀`; )これで少し時間が作れた。

そして、もともとピックアップしていた別の社での見積もりがあるので現場対応もした。

調べて見ると、こちらの社はネットでも色々なサイトで登録されており、評判もすこぶる良く、一級塗装技能士や日本塗装工業会、知事の工事許可などの看板も持ったしっかりした名刺/会社であった。もちろんネットで裏どり、日本塗装工業会の名簿などからこの社が存在することも確認した。

結果、1.5倍くらいの見積もり結果ではあったが、現場で真摯に対応いただき、疑惑の社ではコ字でしか対応出来ないとされた破風を全周塗装することを約束頂き、しかも料金は後払いでOKであった。

値段を除いては申し分なく、加えて増築部分のトタン屋根も塗ってくれるということもあり、この社にお願いする事とした。おそらく間違い無いだろう。工期も悪くない時期をお示し頂いた。

ここでやっていただけそうなことを確認の上、時間を貰う形にしていた疑惑の社を断る事とした。

②それなりに納得の金額で、施工範囲も広めに提案頂いたので、この施工で他社へお願いしたい。

遂に言った。ひょっとしたら逆上するんじゃないかとかビクビクしていたが、急にタメ口混じりではあったけれど、「お客さんにとって良い形ならそれで良いんじゃないかな」みたいな文言で容易に承諾頂けたのだった。

強引に来ている社の存在をチラつかせたので、同業者(リフォーム詐欺さん)との競合を想像してくれたかな?ψ(`∇´)ψ

非常に長くなったが、こうして無事に疑惑の社とは関係が切れて、非常に安心できそうな社に依頼する事が出来た。

冒頭にも書いたが、結局依頼をしていないのでこれがリフォーム詐欺だったかは分からない。が、限りなくブラックに近い業者であったと思う。

 

今回の反省と得た事

・ネットでの見積もり、特に相手方の全貌が見えないような社には近づかない。

・見積もりをもらう前に金額の相場感を身につける。その上で安い場合には理由がある。

リフォーム詐欺の手口は承知しておく。

(やたら安い、不安を煽る、逆にやたら安心させる(大船に乗ったつもりにさせる。)、前払い)

 

今回はいずれも不足していた。改めて不動産業界には魑魅魍魎が多くいる事を再認識して、カモネギにならないように勉強を続けたい。o(`ω´ )o

 

長くなりましたが、以上記録回でした。