築古不動産賃貸業はじめはじめました!

不動産賃貸業の軌跡を綴っていきます。

築古不動産投資に興味を持ったキッカケ

これを書いているのは2022年6月5日。

先日、買い付けを入れたタイミングでこれを書いているけど、実際に不動産投資に興味をもってから1ヶ月程で不動産を決定できた。
色々な情報を得てみると、この1ヶ月で決定できたというのは、幸運なことで、非常に早い方だと思う。

改めて、どうして不動産投資に興味を持ったのか、整理しておきたいと思う。

 

ある時から、なぜか時々携帯に大阪からの不動産投資の謎の勧誘が来るようになった。けど、これまで不動産投資にあまり興味はなかった。というか胡散臭い以外の何物でもなかった。

税金対策となるようなこと。副次的な理由のひとつなのは間違い無いけど、1番は重い知的障害を持つ我が子のために何か出来ることはないか。彼の仕事となるようなことを残す(遺す)

そんな事をいつも考えていて、将来自分が定年した時には我が子と移動販売車でたい焼き屋さんなどと考えていた。

(ただ、これも後に子が独立できるわけでは無く、ただの自己満足なのかもしれない。)

そんな中、アラフォーになって。ありがたい事だが、そろそろ昇進して、収入が上がって。。が見えてくると税金や普段ありがたくもらっている手当関連の制限が気になってきた。

そう、もう一つ興味を持った理由、批判を受けるかもしれないが、次男が高校生になるとき。
いわゆる高校無償化。(高等学校等就学支援金)これには収入に応じて給付金として何段階かの金額が決まっており、どうやらこのままいくと(収入上がると)、この給付金を満額もらえず、高校無償化じゃないじゃん!!と気がついた。そう考えたときに、これも何か手はないのかを考えていて、不動産投資が答えになり得る事を知ったのもキッカケの一つ。

収入制限をクリアする方法はいくつかあるようだけど、要は年収を下げる以外にない

職場には企業型の確定拠出年金があるので、これを使って抑える。というのが一手。

残念ながら我が社では重ねてiDeCoはできない制度になっている。

やはり、いろいろな諸問題の答えになる高い可能性があったのが、この不動産投資であった。

具体的には、築古不動産
築古の不動産は、諸条件はあるが、購入時の建物資産の減価償却の残年数が少ない。(4年が一般的)

結果的に開業直後はしばらく赤字になる。
この赤字が損益通算という考え方で給与所得と合算できるのだ。

そうなると、年収が下がる。⤵︎
すると給付金のステージが上がる。⤴︎
本来もらえなかった金額が出るわけで、単に不動産投資を始めるより有利にスタート出来る。そんなふうに思った。

ただ、投資で赤字という感覚ではなくて、給付金の補填も手伝ってトータルで資産が残るように。長い目で収入を得ていく。売却を出口にはしたくない。築古が故に建物の限界が来た時は、建替て新築賃貸という次のステージに。

今は全く出来る知識も自信も無いけど。知識を蓄積していこうと思っている。

正確には始めたいのは不動産投資じゃなくて、遺せるような「不動産賃貸業」なんだ。
そう考えると色々な事が見えて来た。

個人事業主青色申告。様々な減価償却の基本的考え方の意味。

自動車業界に身を置いているが、たまたま仕事では法人の決算(財務諸表作成)と、遊休地となった土地や建物の売却を担当していたので、実は業務上でもそれなりに知識を得ていて、もっといえば祖父母も、母も賃貸経営していたり、馴染みが深いものだった。

 

そういう目線でもう一度赤字を見ると、これは経費計上される金額の殆どが「減価償却」というもので、購入時に支出した資産が少しづつ消耗していく考えで計上されるもの。

だからこの部分では実際にキャッシュがでるのは買った時だけ。しかも最初はお金という流動資産が、建物という固定資産に変わるだけなので、単純ではないけれどこの時点で資産上の赤字ではない。

(新築や競った不動産では含み損が発生するが、築古ではその心配はない。)

と、ちょっとここは深掘りすると長くなるので別の日で話を書こうと思う。

そんな訳で、広義的には減税目的で、この不動産投資改め、「不動産賃貸業」を開始しようと考えた訳です。
そして、それも早めに減価償却のできる築古。というものに目をつけた。

そして、これらを全て息子達に継承できるよう、売却してお終いではなくて、長い目線で続けていく。そんな理由でした。