築古不動産賃貸業はじめはじめました!

不動産賃貸業の軌跡を綴っていきます。

①物件 作業12-耐震補強現地調査②

当方の姉は元建築士で、工務店的な事務所に勤めていた。ので、そういえば家を買う時、自宅のリフォームなどで相談に乗って頂いたものだ。(感謝しているのに忘れてた。(ノ_<))

 

自宅1室の和室から洋室化と壁の施工。壁に換気扇の設置とコンセントの移設2、新設1。

これら全部で当時15万円くらいだったと思う。当時、世の中ではオリンピック需要で、どこの工事も2〜3ヶ月待ちと言われる中、ネットで見つけて、すぐに対応して頂けて感謝している便利屋さん的なところ。

でも流石にネットで見つけたところなので心配姉に現場監督をしてもらったという訳だ。

出来栄えは、今思えばDIYに毛が生えた程度。確か2人がかりで3日くらい掛かってたし。でも当時は満足していた。分かってなかったのもあるけれど。やはり目的を達して欲しかったのが1番で、出来栄えよりも先ず欲しかった間仕切り。これが出来たので満足だった。

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あれから、急にDIY、建築などに興味を持って、色々学んだ今なら自分でやろうと思ったかもしれない。

そして、その発注の経験から信頼のおける工務店がいれば、相談できる事も含めてこれ以上有難いことはない。そんなことの今更ながらに気がついた。

そんな姉は建築士は引退して結構経ってしまっているし、遠いところに住んでおり、前のように気軽に見てもらう事は出来ない。

けど、以前実家の改修を頼んだ良いリフォーム屋さんがいるとのことで、ご紹介頂いた(´ω`)

工務店とリフォーム屋さんの区分けがよく分からんけど、リフォーム屋さんは新築はやらないってことかな?

そういう意味では1からお家を作るまで出来る工務店のが幅は広いのかもしれない。

けど、今回はリフォームなので、使用された家の改修ノウハウはリフォーム屋さんのが強いのでは?と、思った。

 

という事で、結構不穏に思ってしまった診断士の考え方セカンドオピニオン的な事も含めて、このリフォーム屋さんに相談してみる事にした。

連絡を取り、今回現地調査に来ていただいたのである。

 

まず、工務店さんと考え方が違うのは

屋根を軽量化する事が最優先」という事だった。

そして、屋根を軽く、壁を補強すれば実質耐震性は担保される。という考え方であった。

実際に東日本大震災でも無事だったこともあり、耐震診断の数値は参考程度というのは、確かにそうかも知れない。

でも実際に屋根周りや壁の柱を見ると少し貧弱に見える節はあるので、補強はした方が良いとは思うし、実際に補強しないと耐震基準は満足出来ない。

診断士さんもほのめかした事はあったけれど、補助金対応用の耐震補強ではなく、安価に実害のない程度の補強。という事も一緒に考えてるのだと思う。

往々にして、市区町村の設定する耐震基準まで持っていこうとすると、高額になったりオーバースペックになってしまう。という事があるらしい。例えば総額1000万円かけての工事で補助金100万なら、補助金貰えない程度のこうじだけ、必要なレベルの工事を800万円で閉めるという手もあるという事。

けど、多分今回はその方が安くなる。ということでも無いと思う。

リフォーム屋さんは「勿体無いなぁ〜」という事を言いながら色々見て回った。

勿体無いというのは、例えば増築部分。f:id:norisuke_oni-san:20220913194900j:image

当初の使い方は倉庫みたいなイメージ。建物としても分離してるのだから居住のイメージは全くない。だけど、診断士の補強工事案は、この基礎をしっかりと打ち直して、強固な壁へ変更する正に耐震構造へ。

そもそも掘建小屋なら早々壊れるものでも無いのだが。。ここに基礎を打ったりするので、かなりコストをかけるような形になっている。

ので勿体無いなぁーということみたい。

色々イメージを膨らませていって、キッチンはネットで安いの買って施主支給で良いとの事だった。

金額が収まりつつ、屋根施工を超期待❗️(〃ω〃)