築古不動産賃貸業はじめはじめました!

不動産賃貸業の軌跡を綴っていきます。

DIYに行く途中、交通事故

あまり取り上げるような話ではないのだけれど、今回DIYの作業行き来の際に交通事故、人身事故を起こしてしまった。

何よりまず怪我をされた方の快復をお祈りすると共に、今後このような事故を起こさないよう深く反省し、その原因を何度も自問自答し、気持ちの緩んでいたところ、不注意、慢心。自分と向き合いました。

結果、現在は自動車の運転への不安が払拭出来ず、極力ハンドルを握る事を避けるようにしています。

ただ、それでは何も解決にならないので、家族のためにも運転は続けないと我が家では生きていけないので、急がず、ゆっくりの今後を進めたいと思っています。

 

ここからは、冷静に今後どうなるのかを、正直な話不安を押し殺して考えてみたい。

 

ここに書いたのは、あまり情報が少なかった部分もあり、色々調べたことの備忘録と共に、

こんな事が有ったのだと言う事を、読んだ方が受け止めて、同様のことが起こらないこと、

後から自分が読み返して何度でも反省を振り返れるようにしたいがためである。


事故を起こした時、加害者は民事・刑事・行政罰の3つの責任を負う。

民事は、怪我への賠償、治療費や慰謝料。いわゆる任意保険で対応させる部分だ。

刑事は、起訴か不起訴かを経て、起訴であれば簡易裁判での罰金刑か、法廷裁判での懲役か、禁錮か、執行猶予付きかの判決を受ける。

なお、日本では起訴された場合の有罪率99.9%と言われている。罰金刑も有罪のいわゆる交通前科となる。

交通前科とは、他の刑事前科とは少し扱いに一線があるようである。前科者は、法務省のその人間の記録に前科がつく。これは消し用がない。一生付いたままの記録。戸籍と紐付くのであれば恐らく子供が独立して戸籍を作るまで家庭と一体なのでは無いだろうか。

もう一つ、住む市区町村に前科台帳的なものがありそこに名前が載る。こちらに台帳については、判決から何年以上無犯罪で名が消えるようになっているそうだ。この消えるまでの期間が交通前科では少し緩い、そのようなイメージ。

前科者で困るのは履歴書に書かなければ経歴詐称になる。パスポートが取れないと言う事は無いようであるが、ビザが必要な国(アメリカなど)では審査の際に色々と不都合が発生する可能性があるとのこと。恐らくその「前科の内容などが加味されてビザの許可を判断する。」という余計な工程が入って、通常より許可に時間を要する。と言うところだ。

行政とは、免許の点数による減点のこと。過失があるほど、事故が大きいほど減点は大きく、初めての事故でも、たとえば被害者が全治1ヶ月の怪我となれば免停になる可能性がある。

 

軽微物損の場合には、よっぽどの過失がない限り、刑事・行政罰は適用されないそうだ。当事者同士の民事の話し合いとのこと(もちろん物損事故として届けられ、お互いに保険会社による協議が発生する。)

いわゆるムチウチなど怪我をした方がいて、人身事故として届出があると、交通捜査が開始され、加害者には刑事・民事・行政罰が発生する。怪我の度合いが高い場合には、人身事故の届出がなくても交通捜査が開始される。

そして、トラブルが発生する事なく、当事者間で示談ができているかどうかが、被害者感情刑事罰で不起訴か起訴かを分つ材料になるそうだ。

また、ここでいう「被害者」の定義だが、民事においては怪我や物を破損した者、被害を被った者を指すとのこと。

一方で刑事においては必ずしもそうではなく、例えば重過失により前車に追突して、大きな怪我をした運転手。刑事上の加害者であり、被害を被った被害者でもあるとなる。

ただし交通弱者に対する程、車からみてバイク、バイクから見ての自転車や歩行者に対しては必ずしも過失が加害者を決める物ではない。

(駐車禁止場所に自転車が衝突して死亡した事件では運転手に運転過失致死が適用。亡くなった自転車の運転手にも安全運転義務違反での送検。)

 

さて、自分の事故を振り返るが、その前にもう一度言うと、もう2度と事故を起こしたく無いと思っているし、深く反省している。ここではあくまで冷静に事故を分析したい。そして今後どうなっていくのか、冷静に見届けたいと思っている。

事故としては、交差点での右折時における追い抜き自動二輪車との接触事故

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見通しの良い片側1車線の直線道路において、自車は交差点に差し掛かる手前、一度左折ウインカーを点滅させた。そして、それを止め、交差点で右ウインカーを出して、右折をした。

後方の自動二輪車は左ウインカーを見て追い抜きを開始。が、自車は右折を行ったため、自車右後方へ接触した

「左ウインカーを出して止めた。」これが全ての原因であり、その分右ウインカーは短かった。更に右折を開始した際に後方確認不足もあった、この過失が重なり接触事故が起きた。自分は車で、相手は自動二輪車である交通弱者であるから、自分の怪我はなく、相手は転倒して怪我を負った。

決して人通りの多い場所では無いが、近所の方々が出てきて、転倒した自動二輪車の運転手の介助、すぐに自分で救急車と警察に電話した。

救急車が来て、救急隊が怪我をされた方を座ったままの姿勢でストレッチャーに乗せ、救急車に運ばれた。

すぐに警察も到着して、状況整理をして頂き、双方免許証の提示、車検証の提示がされた。

そのまま当方は、実況見分というか、どのような状況だったかを説明した。

キーは左ウインカーなので、どのくらい手前からか、右ウインカーはどこから着けたか。

自動二輪車の存在は気が付いていた(よね?という感じで)かどうか。

ハンドルは左に切ったのか?

(怪我をされた方は切ったと言っている。)

 

まさにこう言う時に頭が真っ白というか、衝撃で記憶が上手く引き出せない。。

本当に曖昧な回答で申し訳ない。

 

後に目撃者から右ウインカーが出ていた事、右からは普通に右折していったと感じたとの証言があった。

(右側からは左ウインカーが見えないのでそう思うと思う。)

 

自車にもドラレコがあるので、これを提供するとした。付属のレコーダー本体での再生は調子が悪く、うっかり消えてしまうかも知れないので、パソコンで見て欲しいということで、そのままSDカードをお渡しした。

 

(後日確認頂いて、左に車両を寄せる事をしていなかったこと、速度感が伝わった。)

 

診断書が出されて、実況見分書を作成する日程が決まったら連絡をくれるとの事で警察は去っていった。

 

人身事故である事から、自分としては任意保険使用は間違いないと考え、保険会社にも概略伝えた。

左ウインカーを出したがそれをやめて、右折をしようとしたら自車を追い越している自動二輪車接触した。

と説明、次回以降電話をして、固定の担当者が決まるまでは保険会社側から、「左ウインカーを出したがそれをやめて、右折をしようとしたら自車を追い越している自動二輪車接触した。」事故でご連絡頂いた、◯◯様で間違いないでしょうか?

みたいにリピートされるようになって、何だか複雑だった。

 

怪我をされた方のご家族からお怒りのお言葉を頂いたり(当然のご反応です。)、色々あり少し時間を経て、ご本人にも謝罪。

後のやりとりは保険会社で良いという事で、とにかく暖かい、寛大な御対応を頂いた。

 

少し落ち着いたところで、今回の事故の割合はどんなものなのか調べてみた。

 

交差点内の事故。

四輪車と二輪車

 

みると色々あるもので、以下のケースが類似すると思った。

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ここには、当方の過失が加味されていない。

 

ウインカー間違えを「重過失」と捉えると、-30 で一気に50:50

更に、車両を右に寄せていない。-10

後方確認不足-10

これで30:70 という感じになる。

多分ベースとしてこんな感じなんじゃないかと思う。

30:70では怪我をされた方は納得出来ないかもしれない。

相手の治療費の70%が負担される。と考えて、相手は手出し0でちゃんと治療できるのだろうか。人身傷害保険を使うことになるのか。

刑事罰/行政罰への影響がないなら、90:10でも構わないと思うが、その関連は調べても出てこない。。逆はあるみたいだが。。

 

とにかく謙虚に対応したいと思う。

 

ちなみに、保険会社から指示され、一応自車の損害額、板金の見積もりを取ったが、40万円越えという無茶苦茶な金額が出てきた。。

保険会社曰く、負担割合分に相手の任意保険から請求されるので、相手方には特に痛くもなんともないから、請求した方が良い。的であった。

ただ、相手は怪我でこっちは車両の凹みだし、別に走れないような損害ではないのだ。

よくよく後からみると、セミモノコックの土台のラダー部分に凹みがあり、これが板金で容易に修繕できないそうだ。

そうかもしれないが、それだけ相手へ与えた衝撃力を物語っている。

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相手が任意保険を使うかどうかも分からないので。そこは保留することにした。

 

しばらく動きは無いようだ。

今後、実況見分の連絡や、調書の連絡が来るのだと思う。

 

(後日)

保険会社さんから過失割合部分の件が触れられた。

確定では無いが、80:20くらいではないか。とのこと。

 

類似判例は、

直進道路で、前方車が減速。後方車が追い越し、しかし急に前方車がウインカーを出して右折して接触したケース。とのことであった。

 

色々あるんだな。と素直に思ったが

特に反論なく受け入れる事をお伝えした。

 

(後日2)

こちらが物損を請求するかどうかで相手の保険を使うかどうかが決まるらしい。

車自体は走ることに支障はないので、請求しないこととした。